- 出資した額が戻ってこない「元本割れ」は、むしろ普通のこと
- 故障や未勝利で、早く引退することもある
- 途中で口を売って現金に戻すことは、基本的にできない
一口馬主は楽しい趣味ですが、お金の面ではリスクがあります。始めてから「思っていたのと違った」とならないように、知っておきたいデメリットを6つにまとめました。
1. 出資した額が戻らないことが多い
一口馬主で元が取れるのは、重賞で活躍するような一部の馬です。回収率の計算では、400口の馬に1口出資した例で、元を取るには通算約1億6,650万円の本賞金が必要でした。多くの馬はここまで稼げません。
出資するお金は「戻ってこなくても困らない額」にしておくのが基本です。
2. 故障や未勝利で早く引退することがある
競走馬はけがをしやすい動物です。デビュー前に故障して一度も走らずに引退することもあれば、勝てないまま早めに引退することもあります。そうなると、賞金はほとんど入らず、それまでに払った費用だけが残ります。
クラブによっては、早期の引退や事故の場合に保険金や出資金の一部が戻る仕組みがあります。条件はクラブごとに違うので、入会前に確認しましょう。
3. 毎月の支払いが続く
馬が現役でいる間は、維持費や保険料、クラブの月会費を毎月払います。成績が良くても悪くても、この支払いは続きます。出資する頭数が増えるほど、毎月の支払いも増えていきます。
毎月の金額の目安は費用の内訳で解説しています。
4. 途中で売れない
株などと違い、一口馬主の権利は、好きなタイミングで売って現金に戻すことが基本的にできません。馬が引退するまで、支払いを続けながら持ち続けることになります。
5. 希望の馬に出資できるとは限らない
人気のクラブや馬では申し込みが募集口数を上回り、抽選になります。過去の出資実績がある会員が優先されるクラブも多く、始めたばかりの人は希望の馬に出資しにくいことがあります。
6. 税金の手間がある
分配金が入ると、金額によっては確定申告が必要です。また、損をしても給与所得と相殺することはできません。詳しくは一口馬主の税金と確定申告で解説しています。
リスクを知ったうえで、「お金を増やす」ではなく「愛馬を応援する体験にお金を払う」と考えると、一口馬主はぐっと楽しくなります。使える金額を先に決めて、その範囲で楽しみましょう。
出資する前に、損益の目安を確かめましょう。
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