この記事のポイント
  • 費用は「出資金」「維持費」「保険料」「入会金と月会費」の4種類
  • 出資金10万円の馬でも、4年間の合計は約34万円になる例がある
  • 1頭だけに出資すると、合計の半分近くが月会費になることもある

一口馬主の費用は、最初に払う出資金だけではありません。馬が現役でいる間は、毎月の支払いが続きます。この記事では、かかるお金を4つに分けて、具体的な金額の例で説明します。

出資金

馬の募集総額を口数で割った金額です。募集総額は数百万円から数億円まで幅があります。

募集総額40口400口500口
1,500万円37.5万円3.75万円3万円
4,000万円100万円10万円8万円
1億円250万円25万円20万円

同じ馬でも、口数が多いクラブほど1口の金額は小さくなります。そのぶん、賞金の取り分も小さくなります。

維持費

馬を走らせるための費用で、厩舎に払う預託料や診療費などが含まれます。トレーニングセンターの厩舎に入ってからは、1頭あたり月60万円前後が目安です。デビュー前の育成牧場にいる間は、これより安くなります。

1口あたりの負担は、1頭分の維持費を口数で割った額です。

  • 400口の馬:60万円 ÷ 400口 = 月1,500円
  • 40口の馬:60万円 ÷ 40口 = 月15,000円

保険料

馬が事故や病気で死亡したときなどに備える保険です。募集総額に対して年に数%が目安で、馬の評価額が下がるにつれて保険料も下がっていくのが一般的です。保険に入るかどうかや補償の範囲は、クラブによって違います。

入会金と月会費

クラブに所属するための費用です。入会金は無料から3万円台まで、月会費は数百円から3,300円程度まで、クラブによって差があります。

見落としやすいポイント

月会費は、出資している頭数に関係なく毎月かかるクラブが多いです。1頭だけに出資していると、月会費が維持費より高くなることもあります。

各クラブの金額はクラブ比較にまとめています。

4年間の合計はいくら?

募集総額4,000万円・400口の馬に1口出資して、4年間現役だった場合の例です(維持費は月60万円、保険料は年3%、月会費3,300円で計算)。

費用金額割合
出資金100,000円29%
維持費72,000円21%
保険料12,000円4%
月会費158,400円46%
合計342,400円100%

出資金10万円の馬でも、4年間で約34万円かかる計算です。しかも合計の半分近くが月会費です。複数の馬に出資すれば、月会費は頭数で分けて考えられるので、1頭あたりの負担は下がります。

実際の金額はクラブや馬によって異なります。出資する前に、各クラブの募集資料を確認してください。

自分の条件で計算してみましょう。

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